■ モスラの歴史
モスラは1961年に初めて映画に出演しました。
インファン島と呼ばれる島の守護神モスラは、ザ・ピーナッツが演じる小美人を連れさられたために
本能でそれを追って東京に出現し、小美人を取り返すために都内を破壊するという内容でした。
1964年にはゴジラシーズの第4作目『モスラ対ゴジラ』に初めて登場、
この作品では、成虫のモスラと幼虫のモスラ2体が”出演”しています。
また、本作からモスラはゴジラシリーズの”準レギュラー”となり、以後28作品中9作品に登場することになります。
モスラは、ゴジラを除く怪獣の中でも人気の高いキングギドラを抑え、最も多くのゴジラシリーズに登場しています。
また、ゴジラシリーズならぬ、モスラシリーズも3作品がリリース、
モスラは全部で13本の映画に出演しているのですが、その全作品中でモスラは必ず何らかの守護者であり、
敵役としての登場は一度もないという特別待遇を与えられています。
実に珍しい怪獣ですね。以下はモスラの登場した作品です。
『モスラ』(1961)
『モスラ対ゴジラ』 (1964)
『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964)
『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』(1966)
『怪獣総進撃』(1968)
『ゴジラVSモスラ』(1992)
『ゴジラVSスペースゴジラ』(1994)
『モスラ』(1996)
『モスラ2 海底の大決戦』(1997)
『モスラ3 キングギドラ来襲』(1998)
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003)
『ゴジラ FINAL WARS』(2004)
■母性を象徴する怪獣モスラ
モスラの名前は、英語で蛾を意味するMoth(モス)と、同じく英語で母を意味するMother(マザー)に由来します。
ですから、モスラは母性を象徴する怪獣なのです。
そのコンセプトに沿って、いくつかの作品において、モスラには親モスラと子モスラが存在します。
例えば、1964年の「モスラ」は、モスラの卵に迫るゴジラから卵を守るために、
卵を産んで残り少ない命だということを知りながら登場します。
鱗粉攻撃でゴジラを苦しめるも、最後にはゴジラの熱線を受けて絶命、
そして、親モスラが命をかけて守った卵がかえり、幼虫の子モスラがゴジラを糸でグルグル巻にして海へ落とし、
2体の子モスラは無事にインファント島に帰還する−という内容でした。
また、平成に入って制作されたモスラシリーズにも、親モスラが子モスラを守るというシーンが存在します。
●かなりのレアもの、モスラのたまごっち●
モスラ人気が盛り上がった1997年、その人気に乗じて、
また当時大人気だった、たまごっちの仲間としてモスラのたまごっちという商品が販売されていました。
ゲーム内容は、ほとんど通常のたまごっちと同じで、ご飯を上げたり、ゲームで遊んであげたりしてモスラを育てるゲームです。
この「モスラのたまごっち」と「たまごっち」の違う点は、たまごっちでは”しつけ”とされている部分が、
モスラでは正義とされているところと、正義(しつけ)のパラメーターを上昇させるアクションが、
東京タワーを破壊しようとするモスラを止めるパラメーターになっているところ、
そして最終形態である第4世代になるため、一旦繭になるというところです。
きちんと育てていけば、モスラになり、そのほかには、小さなモスラであるフェアリー、
モスラの亜種であるバトラ、そしてこの作品のオリジナリキャラクターのマユラになります。
また、寿命まできちんと育てていれば、最後の力を振り絞って新しい卵を産み、
その卵を育てると隠しキャラが出てくるという要素も存在しました。
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